オリックス銀、CRMに地図データ連携 UIや審査精度向上

2022.08.04 18:32
貸出・ローン 不動産
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

オリックス銀行は8月、NTTデータの「Location Manager」(LM)を導入した。セールスフォース・ジャパンのCRM(顧客情報管理)プラットフォーム(PF)「Salesforce」にゼンリンの住宅地図データを連携し、主力の投資用不動産ローン事業における管理ツールのUIや審査精度を向上させる。


LMは7月29日に提供を開始し、同行が採用第一号となった。新たにシステム開発をせずインストールのみで導入することができ、PF上に建物名称、地番、用途地域、相続税路線価といったゼンリンの地図情報をシームレスに連携する。


同行は融資判断業務において、地図情報に主力の投資用不動産ローン事業で蓄積した物件価格や賃料、管理状況などの不動産情報を組み合わせて活用する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

オリックス銀、寺元副社長が社長に昇格 錦織氏は会長に
4日1日付で社長に昇格する寺元副社長(右)と代表取締役兼執行役員会長に就く錦織社長(2月28日)
信組、遺言代用信託で預金流出防ぐ 防止実績、26億円超に
オリックス銀、システムの95%クラウドへ 障害復旧まで時間短縮
オリックス銀、ヘルスケア事業者が代理店に 遺言代用信託を委託

関連キーワード

貸出・ローン 不動産

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)