青森銀とみちのく銀、振込手数料を本支店扱いに
2022.08.03 18:38青森銀行とみちのく銀行は、10月1日から両行間の振込手数料の一部を引き下げる。経営統合に伴うもので、現在は「他金融機関あて」としている手数料を「本支店あて」とし、自行と同じ扱いにする。キャッシュカード・通帳または現金でATMから振り込みを行う場合の振込手数料は、振込金額が3万円未満の場合380円から110円に、3万円以上では550円から330円に下がる。
今年4月に共同持ち株会社「プロクレアホールディングス」を立ち上げ、経営統合した両行。経営統合した4月以降、2行間で調整を進め、統合メリットを顧客に実感してもらう施策として10月から実施することにした。
対象項目は、ATMからの振り込みのほか、インターネットバンキング、自動振込サービス、各種EBサービスによる振り込み。窓口での振り込みは対象外とした。現行と比べ、振込金額が3万円未満で160円から270円、3万円以上では220円安くなる。
プロクレアホールディングスでは、2025年1月に両行の合併を目指すとしており、2行で金額が異なる手数料やサービスについては、一本化に向けて検討を進めている。