東京海上日動あんしん生命、介護年金などに家族信託付帯　ファミトラと提携

東京海上日動あんしん生命保険は8月2日から、介護年金保険や終身介護保険に加入する顧客への付帯サービスとして、ファミトラ（東京・港区）が提供する「家族信託組成サポートサービス」を優待価格で提供開始した。認知症に起因する資産凍結に不安を抱く顧客が資産を家族へ託し、管理・処分まで安心して行えるよう仲立ちをする。

対象は介護年金の「あんしんねんきん介護」と「あんしんねんきん介護R」、「終身介護保険の「長生き支援終身」に加入の顧客。

ファミトラと東京海上ホールディングスは2021年12月に資本業務提携を結んだ。家族信託の組成では、専任コンサルタントが対面・非対面のハイブリッドで顧客の資産状況や管理・相続などの希望をヒアリング。最適なプランの提案から信託契約締結までを総合的にサポートする。

契約締結後は不正な資産の流出がないよう信託監督人として安定的な信託の運用を管理する。通常、初期費用として5万4780円（資産1億円以下）かかるところ、3万円引きで提供する。