青森銀・みちのく銀、ねぶた祭前にクリーン活動
2022.08.02 05:00
青森銀行とみちのく銀行は8月1日、青森市内でクリーンキャンペーンを合同開催した。翌2日から3年ぶりに開催となる「青森ねぶた祭」を前に、運行ルートの清掃をともに行うことで、合併に向けた組織融和を図るのが狙い。
両行は、営業エリアごとにグループを組み、支店訪問などを通じて交流を深めている。今回、同キャンペーンを実施するのは、青森銀4支店(新町、古川、県庁、青森市役所)とみちのく銀青森支店のグループ。「融和と地域貢献を両立できる」(梅内一善・青森銀新町支店長)との思いで一致し、開催の運びとなった。対外的なイベントを開くのは行内でも初の取り組み。
1日は青森銀36人、みちのく銀35人の計71人が参加。2チームに分かれ、新町通り商店街アーケードのゴミや落ち葉を拾いなどを約30分間行った。作業を終えて、青森銀新町支店の田端友香さんは「入行年次を話し合い、誰と誰が同期など分かり距離感が縮まった」、みちのく銀青森支店の葛西駿典さんは「気さくな人が多く、これをきっかけにもっと仲良くなりたい」と交流を深めた。
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