大阪貯蓄信組、4回目のワクチン接種 取引先従業員らに実施
2022.07.29 20:22
大阪貯蓄信用組合(大阪市、古知貴惠子理事長)は7月29日、取引先の運輸業者(大阪市)事務所で新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種を開始した。医師で医学博士の古知理事長が、ワクチン接種前の予診や薬品管理の指導などを担当する。
同信組ではこれまで、同運輸業者の拠点がある大阪と東京でワクチン接種会場の運営や自治体と協力したチラシの作成・配布を実施。信組の組合員や取引先従業員とその家族、信組職員などを対象に、ワクチン接種に協力している。
6月は3回目接種希望者がゼロになったが、7月からの感染拡大で希望者が急増。7月23日は、一日で131人の接種希望があったという。
4回目は職域接種ではなく、60歳以上や基礎疾患を持つ人が対象。1回目から3回目の人を含め、29日の接種者は約60人だった。
4回目接種を受けた組合員(総代)は「(同じ会場で)社員全員が接種を受け入られ、とても助かっている」と話した。古知理事長は「地域の経済状況を改善していく大きな対策の一つはワクチン接種による感染拡大の縮小化。医師として自分に出来ることは自治体に申し出て応援したい。行政、金融業界の皆さまもこの地域貢献活動を手伝って頂きたい」としている。
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