静岡銀、新頭取に八木副頭取 柴田頭取はFG社長へ
2022.07.28 19:22
静岡銀行は7月28日、八木稔副頭取(59)の頭取就任を発表した。柴田久頭取(58)は、しずおかフィナンシャルグループ(FG)社長に専念する。10月3日の同FG発足と同時にそれぞれ就任する。
柴田頭取は、同FG社長への専念について「大きな組織となり、傘下企業の企業価値を高めるため役割を分離する必要がある」と判断。八木副頭取は「持ち株会社体制となるなかで、銀行は地域における産業構造の変化や少子高齢化など、対応する課題も山積で、信頼を土台にした課題解決策をさらに迅速に展開する」と意気込む。
柴田頭取は、就任(2017年6月)から中期経営計画を2期にわたって展開し、サステナブル経営を加速。特に20年始動の第14次中計では、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)による提言賛同への取り組みで、定量化が重要な「戦略」の開示基礎項目で与信費用増となることを具体的な数字で開示。経営の重要な指標として盛り込んだ。異業種連携にとどまらず山梨中央銀行(20年10月)や名古屋銀行(22年4月)ともアライアンスを締結。相互の経営資源活用、収益増強戦略を推進。
八木副頭取は、21年1月稼働の次世代勘定系システム開発で担当役員としてプロジェクトを牽引。「銀行員生活で最も苦労した現場の一つ」と振り返った。「何度も大きな壁を行員と一体で乗り切った」経験を生かし、組織力をさらに強固にする。
八木 稔氏(やぎ・みのる) 静岡県出身、58歳。87年慶大卒、入行、経営管理部人事開発グループ長、新通、焼津各支店長、理事経営企画部長、執行役員経営企画部長、14年取締役常務執行役員、17年取締役専務執行役員、20年6月代表取締役専務執行役員、21年6月代表取締役副頭取。
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