【PR】第1回 今とこれからの子どもたちへ ~木工団地組合が運営する保育園設立をサポート

2022.08.01 00:01
商工中金×地域金融機関 #ともに支える 私たちのストーリー
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商工中金は地域の中小事業者の事業継続・安定化をはじめ、地域金融機関の皆さんと幅広い分野で連携し、地域活性化に力を入れています。

シリーズ「商工中金×地域金融機関 #ともに支える 私たちのストーリー」の第1回は、商工中金の宇都宮支店が鹿沼相互信用金庫と協調して、鹿沼木工団地協同組合に対し、企業主導型保育所の新設をサポートした事例を紹介します。


 



■栃木県鹿沼市は古くから「林業」が盛んな地域
栃木県鹿沼市は市の面積の約70%が森林を占める自然豊かな地域です。鹿沼木工団地協同組合は1962年に設立された団地組合で、市のシンボルとなるような組合です。26社での組合員で構成され、組合員は木製建具(障子・襖)、建築用木材・内装部材製造はじめ業種も幅広く、組合員企業の従業員は約1000人に上ります。

設立以来、団地内施設の管理運営や共同購入事業などを手掛け、組合で働く方の福祉の向上や地場産業の振興に貢献しています。


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■団地組合で働く子育て世代のために、保育所建設を計画
商工中金と鹿沼木工団地協同組合とのご縁は1964年に遡ります。協同事業資金、組合構成企業への転貸資金を開始し、長年良好なお取引を続けています。

2020年、同組合は組合員企業の従業員が安心して働ける環境整備の一環として、団地敷地内に企業主導型保育所の建設を計画しました。

同組合は団地内で働く600名の女性組合員へアンケートを実施したところ、40名近くが利用を検討すると回答しました。組合は、団地内に勤務する子育て世代の人材確保、及び団地組合の新たな魅力になると判断。

商工中金宇都宮支店も時を同じくして、栃木県内の組合が合同で行う事務局長会議※等を通じ、全国の有効な組合活動事例として「団地内保育事業」を紹介しました。

※事務局長会議とは、中小企業組合と組合員ニーズの面的把握とそのサポートを進める目的で、商工中金が中小企業団体中央会や中小企業基盤整備機構等と連携して開催する会議のことです。

商工中金は保育事業支援が可能な提携コンサル(㈱船井総合研究所)を紹介したところ、組合理事会にて導入が決定し、保育園設立に向けてサポートする体制が整いました。



■鹿沼相互信用金庫とともに金融サポートを実施
商工中金は施設再整備に伴う金融面や事業計画の策定等においても、地元金融機関である鹿沼相互信用金庫と連携し、サポートしました。

商工中金は、現地訪問や組合関係者へのヒアリングを通じ、事業性評価を行いました。

鹿沼木工団地協同組合の主要行である鹿沼相互信用金庫も、同組合が企業主導型保育所を新設することが、組合員企業の福利厚生に繋がるだけでなく、地元鹿沼市住民の福祉の充実や地域の活性化にも貢献すると判断しました。加えて鹿沼相互信用金庫は、同組合と本保育園の共同利用契約を締結し、利用者確保のサポートも実施しています。

そして、鹿沼相互信用金庫と商工中金が協調して、保育園設立に必要な資金を融資しました。なお本件は経営者保証ガイドラインに則り、無保証で対応しています。


■木の温もりに包まれた保育園がオープン
2022年1月、遂に「かぬま木工団地保育園」がオープンしました。園舎の中は柱を使用せずに天井を高くすることで、開放的な空間が広がっています。組合が運営する保育園は「県内初」、企業組合が保育園を開設するのは全国的にも珍しいとのことです。

鹿沼産の木材をふんだんに使用した木の温もりが感じられる同施設は、組合員の方だけでなく近隣住民の児童も利用することができます。保育目標は「表現力(つくる)、遊び力(たのしむ)、共感力・情緒力(よろこぶ)」。「木に触れて優しい心を育む木育」を目指す同園には、毎日子どもたちの明るい声が響いています。

商工中金は地域金融機関と手を取り合いながら、中小企業組合や中小企業の皆さまとともに歩んでまいります。


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