金融庁、幹部人事を追加発令 参事官に椎名氏
2022.07.19 16:26
金融庁は7月18、19日、幹部人事を追加発令した。国際担当の参事官に、金融安定理事会(FSB)に派遣していた椎名康氏を充てた。証券取引等監視委員会事務局の特別調査課長には、韓国の日本大使館に務めていた大城健司氏が就いた。
椎名氏は日本銀行出身。1996年に入行した後、2002年に金融庁に転じた。10年からFSBに派遣され、19~21年に氷見野良三・元金融庁長官がFSBの規制監督常設委員会で議長を務めている間にも、コロナ禍に対する政策提言の作成などにあたった。
大城氏は93年大蔵省(現財務省)入省。検査・監督の経験が長く、国際部門にも明るい。16年から国際監督室長を務めた後、19年から韓国の日本大使館で参事官に就いていた。