SMBCCF、指宿商業高で金融教育 ゲーム通じ与信判断も

2022.07.11 20:41
金融教育
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資産形成について解説する笹川支店長(7月11日、指宿商業高校)
資産形成について解説する笹川支店長(7月11日、指宿商業高校)

SMBCコンシューマーファイナンス(CF)は7月11日、三井住友銀行と連携し、指宿商業高校で金融教育セミナーを開いた。資産形成やローンにおける信用の重要性を学んでもらう目的で、教員をサポートする狙いもある。


講師は同行の笹川隆之・鹿児島支店長が務め、ライフプランを考えることや老後に備える資産形成の重要性を伝えた。「1000円、5000円といった少額でも投信信託などに積み立てることが大切」と呼びかけた。


SMBCCFの弓削寛明・鹿児島お客様サービスプラザ長はローンなどを利用する際に重要な「信用」について、学生の意見を引き出しながら解説した。5、6人のグループで与信判断を学ぶカードゲームも行った。


セミナーは同校会計マネジメント科の1年生16人が受講した。参加した1人は「金融とはお金を融通し合うことと知り、勉強になった。株式投資にもチャレンジしたい」と話した。


高校の学習指導要領は4月に金融経済教育の内容が拡充された。SMBCCFは「鹿児島県内でも学校の需要は高い」とし、22年度中に鹿児島県内の高校など約40校でセミナー開く。

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