城南・足立成和・西武信金、樹脂加工業者交流会を開催

2022.07.11 19:44
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同業種の交流だけに専門的な技術にまで話が及ぶ(7月11日、信金中金京橋別館)
同業種の交流だけに専門的な技術にまで話が及ぶ(7月11日、信金中金京橋別館)

城南信用金庫(川本恭治理事長)は7月11日、足立成和信用金庫(土屋武司理事長)、西武信用金庫(高橋一朗理事長)と連携し、信金中央金庫京橋別館で「三金庫合同 同業種交流会」を開催した。今回は樹脂・プラスチック加工業者48社(城南18社、足立成和11社、西武19社)が集まり、141面談が行われた。


同交流会は商談会とは違い、同業者の「出会いの場」提供が狙い。業界の情報共有だけでなく、互いに得意な技術を補完し合い生産性を高めるなど技術交流も行われる。また、エリアの異なる3金庫の取引先が集まることでビジネス機会の拡充を進める。


参加したトーイ電機の板垣誠代表取締役は「こうした商談会は初めて。同業他社を知り、業務の幅を広げる良い機会」。吉伸工業の吉澤博代表取締役は「商談会と違い受発注などの商談は少ないが、業界内の動向など、絞り込んだ分野での深い情報交換ができた」と満足気だった。


これまでも同交流会を共催している足立成和信金の土屋理事長は「昨年の金属加工業種交流会でも各社の熱い交流が印象的だった。事業者の改善の一助となれば」と期待する。今回初めて参加した西武信金の高橋理事長は「本交流会は、デジタル化のなか、直接会う機会を提供するもので、協同組織である信用金庫の原点」。川本理事長は「以前は信金同士で争っていたが、コロナを機に連携している。本交流会は、成果も上がっており、期待している」とした。

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