埼玉県信金、県などとケアラー支援 啓発動画を全店で放映
2022.07.11 19:28埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は7月11日、埼玉県、さいしん福祉財団(理事長=橋本義昭・埼玉県信金会長)、埼玉県社会福祉協議会(県社協)と、介護やケアを担うケアラーの支援で協定を結んだ。
同信金が扱う「さいしんSDGs私募債」の寄付先に「こども食堂・未来応援基金」(県社協)を7月11日から追加したほか、同月14、15日には県の担当者を招いた職員向け啓発研修を実施する。
県が設けた「ケアラー月間」の11月には、全店(80拠点)のデジタルサイネージで県作成の啓発動画を放映する。池田理事長は「職員が現状を認識して自分たちに何ができるのかを考えてほしい」という。
さいしん福祉財団は今年度で設立26年目。主要事業の「介護者リフレッシュ旅行」には延べ5000人以上が参加している。