日銀名古屋支店、総括判断5カ月据え置き 7月の金融経済動向
2022.07.07 17:45
日本銀行名古屋支店は7月7日、7月の金融経済動向について発表した。総括判断は「持ち直しの動きが一服している」と5カ月連続で据え置いた。生産、輸出とも「足踏み状態」と前回と同様の判断に。また、貸出は「概ね前年並み」から「前年を上回っている」と変更した。
中島健至支店長は会見で、景気判断を左右するポイントとして「供給制約の影響」「コロナ感染症」「物価動向」「海外情勢」をあげた。特に供給制約については輸送機械を中心に「需要は強いことから、緩和すれば生産回復が見込まれる。期待を込めて注視したい」と強調した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に