埼玉県信金、子ども支援を追加 SDGs私募債の寄付先
2022.07.06 18:42埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は7月11日、「さいしんSDGs私募債」の寄付先に「こども食堂・未来応援基金」を追加する。埼玉の子どもの居場所づくり推進に加え、家族などの介護や世話を担う18歳未満のヤングケアラーなど、困難を抱える子どもを支援する。
同私募債は2020年4月に取り扱いを開始。SDGs(持続可能な開発目標)に賛同した企業が私募債を発行する際に、同信金が受け取る手数料の一部(発行金額の0.1%)を金庫指定の団体に寄付するもの。
寄付先は、埼玉県スポーツ協会、埼玉県新型コロナウイルス感染症対策推進基金、埼玉県教育環境整備基金、埼玉県看護協会に同基金を加えて5団体となる。私募債発行企業は、5団体から寄付先を選択する。
同私募債の累計発行金額は7月6日現在で37億2000万円。累計寄付額は、372万円(50件)。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%