三菱UFJ銀、手のひら認証の新規受付終了 利用状況から判断

2022.07.05 04:46
預金 ATM
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三菱UFJ銀行は8月1日から、手のひら静脈認証の新規申し込みの受け付けを終了する。ATMや店頭取引での本人確認として活用してきたが、「これまでの利用状況」から受け付け停止を判断した。


手のひら静脈認証は、専用装置に手のひらをかざし、一人ひとり異なる手のひらの静脈パターンで本人確認を行う仕組み。


2004年10月からスキミングなどキャッシュカードや通帳の不正使用の対策として、手のひら静脈認証機能を搭載した多機能の「スーパーICカード」を取り扱ってきた。利用時には、静脈パターンである身体情報をスーパーICカードへ事前に登録する。05年11月時点では手のひら静脈認証機能付IC」対応ATM約1400台強を設置していた。


既に手のひら静脈認証を登録している場合、8月1日以降も引き続きサービスは利用できる。同利用者は、カード再発行、スーパーICカード更改、対象口座(定期預金)の登録・削除――などの受け付けも継続される。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
三菱UFJ銀、「企業版ふる納」支援 初年度目標は50件
大手行、中途採用で営業力補強 地銀・信金から流出も
銀行界、Jクレ創出へ農家 後押し 東北銀、域内循環に注力

関連キーワード

預金 ATM

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)