豊橋商工信組、70周年祝賀会を開催 ATM車お披露目も
2022.07.01 20:51
豊橋商工信用組合(愛知県、中村勝彦理事長)は7月1日、豊橋市内のホテルで設立70周年を記念した祝賀会を開催した。総代や豊橋市長ら約150人が参加。会場のホテル入り口付近にはATM車を配置して、出席者らにお披露目した。
祝賀会は、開幕から約5分間の映像で70年の歴史を振り返ったほか、部店長らが出席して総代と昔話に花を咲かせる場面も。来賓祝辞では浅井由崇・豊橋市長や内藤純一・全国信用協同組合連合会理事長らが登壇した。
中村理事長は「人と人、ご縁とご縁を結ぶ活動を前面に、お取引先さまの課題解決に全力で対応するユニークなオンリーワン金融機関を目指す」とあいさつした。
9月を予定する運用開始を前にATM車を紹介した。信組業界での導入は全国的にも珍しいという。

ATM車は、2021年に新たに営業区域に加えた3町村を中心に店舗がない奥三河地域(新城市、東栄町、設楽町、豊根村)で運用する。当初は各市町村1カ所ずつで、それぞれ週1回程度での営業を予定。このほか、他地域を含めた給料日の運行も検討している。
運用担当者は「取引先は少ないため、他金融機関キャッシュカードでのATM出金などを利用していただき、存在感をアピールしていきたい」と話す。顧客からの要望を受け、休日営業も検討する考え。