日証協・森田会長2期目 貯蓄から資産形成「本格的な流れに」

2022.07.01 20:10
日証協
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会見する森田会長(7月1日、日証協)

日本証券業協会は7月1日、臨時理事会で副会長、専務理事の選任などを行い、新事務年度をスタートさせた。若年層を中心に貯蓄から資産形成への流れが進むなか、二期目を迎えた森田敏夫会長は「本格的な流れにするという意味で大事な期」と強調した。


国民の資産形成支援の強化やグリーントランスフォーメーションの促進など4項目に加え、新たにスタートアップ育成の支援も重点施策に加えた。森田会長は「未上場企業について資金調達の場を提供するのは我々にとって非常に重要な仕事」と話し、「まだ規制の壁のなかで行えていない部分もある」と新興企業の支援に意欲を示した。


SMBC日興証券の相場操縦事件で、調査委員会の報告書の公表を受けて、森田会長は「しっかりとした再発防止策、内部管理体制の強化をぜひ図っていただきたい。個人投資家を含む市場関係者の信頼回復に努めていただきたい」と述べた。

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