日銀名古屋支店、東海の短観 非製造業は4期連続改善 

2022.07.01 17:15
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短観の概要を解説する鈴木課長(7月1日、日銀名古屋支店)
短観の概要を解説する鈴木課長(7月1日、日銀名古屋支店)

日本銀行名古屋支店は7月1日、東海3県の企業短期経済観測調査(2022年6月)を発表した。


全産業の業況判断(DI)はマイナス2で、前回3月調査と変化がなかった。製造業はマイナス3で、同1ポイント悪化。2期連続の悪化となった。非製造業はマイナス1で同3ポイント改善。4期連続で改善した。


製造業では、繊維がマイナス27だったが前回比23ポイントプラスと大幅に改善。「外出増加でアパレル需要が増えたことなどが要因」(鈴木高志営業課長)としている。


また非製造業で大幅に改善したのは不動産業と宿泊・飲食サービス業。不動産業では「テナント収入の増加」などプラス17と23ポイント改善。宿泊・飲食サービス業ではマイナス41と25ポイント改善した。

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