富士信金、地元高校生に金融教育 初回は富士東高で
2022.06.30 19:36
富士信用金庫(静岡県、浅見祐司理事長)は、SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みの一環で、金融をテーマとした地元高校への出前授業を実施していく。第1弾として6月30日、静岡県立富士東高校の3年生213人に向けてZoom形式で行った。
講師に中部しんきんカードの職員を招き「クレジットカードってどんなもの?」をテーマに講義した。国内でキャッシュレス決済が拡大していることに触れ、利用頻度の高いクレジットカードの使い方や注意点などを解説した。
7月7日は、富士市立高校の3年生17人に同信金職員が信金の仕事内容や取り扱う金融商品について説明する。金融庁の「資産運用シミュレーション」を生徒に利用してもらい、投資方法も体験型でレクチャーする。
成年年齢の引き下げに伴い、若者が金銭トラブルに巻き込まれるリスクは増加。同信金は「今後も継続して周辺高校にアプローチし、市内の金融リテラシー向上に努める」としている。
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