盛岡信金、日本公庫と連携スキーム

2022.06.29 18:37
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盛岡信用金庫(岩手県、浅沼晃理事長)は6月29日、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業や個人事業者を支援するため、日本政策金融公庫と資本性ローンに関する連携スキームを構築した。


コロナ禍により売り上げ減少など影響を受けた企業の情報を、同信金と日本公庫が共有し、企業のニーズに沿った事業計画や資金計画の策定を支援するもの。


策定した計画を基に、借り手企業の自己資本に算入が出来る、日本公庫の新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付(コロナ資本性ローン)を活用し、取引先の資本増強を図る。同信金のプロパー融資や制度融資なども活用しながら、財務基盤強化や資金繰り支援に対応する。


同信金地域応援部は「コロナの影響が長期化し、相談件数が増えてきた。スキームを活用し、企業の役に立てれば」と話す。

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