神戸信金、高専の企業展示会に協力　取引先8社が参加

神戸信用金庫（西多弘行理事長）は、6月13日～7月7日に神戸市立工業高等専門学校で実施している企業展示会に協力。自社の技術や商品などを学生にPRする機会を提供し、取引先8社が参加する。

企業展示会は、神戸高専が学生に技術的見識を広げてもらうほか、将来の進路を考えるキャリア教育の狙いで定期的に開催。今回は製造業を中心に23社が出展し、期間中2、3社ずつ実施する。同信金は、2011年5月に締結した神戸高専との産学連携協定以降、取引先に参加を呼び掛けている。企業展示会を通じ、学生が取引先に入社したケースもある。

6月27日には、同信金取引先の「トーメイ工業」と「フナビキ工務店」が出展。両社は、自社の特長や技術などを説明したほか、出席した学生からの質問も受け付けた。

トーメイ工業の東繁徹代表取締役は「学生に当社を知ってもらえるよい機会。どう伝わるかを考えながら説明した」、フナビキ工務店の舟引大資代表取締役は「学生と接点を持てた。今後も参加したい」と、それぞれ感想を話した。