東銀リース、第三者割当増資を実施 農林中金など引き受け

2022.06.23 19:49
提携・連携 資本政策
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三菱UFJ銀行、東銀リース、農林中央金庫、東京センチュリーは6月23日、4社間で資本業務提携を締結した。東銀リースの第三者割当増資約300億円を、三菱UFJ銀、農林中金、東京センチュリーが引き受ける。東銀リースは資本力増強で投融資によるリスクテイク機能を強化する。


第三者割当増資のうち三菱UFJ銀は約90億円(増資後出資比率22・3%)、農林中金は約102億円(同25%)、東京センチュリーは108億円(同25%)を引き受ける。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)としては増資後27・7%と引き続きMUFGが最も多く保有する。


三菱UFJ銀は金融サービス・ノウハウの提供と、顧客ニーズの連携、役職員の派遣を強める。農林中金は、国内外での投融資業務におけるリスクマネーへの取り組みのノウハウを、東京センチュリーは航空機・不動産・再生可能エネルギーなど事業展開で培ったアセット価値評価力などの手法と人材派遣を含む経営資源を提供する。

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