鹿児島相互信金、県社福協に寄付 フコクしんらいと共同で 

2022.06.14 20:01
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贈呈式に参加した(左から)フコクしんらい生命の森下常務執行役員と鹿児島県社福協の布袋嘉之会長、永倉理事長(6月14日、鹿児島相互信金本部)
贈呈式に参加した(左から)フコクしんらい生命の森下常務執行役員と鹿児島県社福協の布袋嘉之会長、永倉理事長(6月14日、鹿児島相互信金本部)

鹿児島相互信用金庫(鹿児島県、永倉悦雄理事長)は6月14日、フコクしんらい生命保険と共同で行う寄付金の贈呈式を開いた。保険商品の販売実績に応じて両者が公益性の高い団体に寄付する取り組みで、第1号に鹿児島県社会福祉協議会を選んだ。寄付額は合計37万4千円で、半分ずつ拠出した。


同信金は2021年12月、同社と共同で寄付するスキームの取り扱いを始めた。寄付額は保険商品の年間販売件数に500円を乗じて決める。対象は同社の「ハローキティの定期保険」と「ハローキティの医療保険」で、同信金は21年度に374件販売した。


贈呈式で同信金の永倉理事長は「寄付金を日々の活動に役立ててもらえれば」と話し、今後の取り組みにも意欲を示した。同社の森下俊彦常務執行役員は「(鹿児島相互信金は)共同スキームに真っ先に手を挙げてくれ、寄付額は(現時点で)全国で最大になる」と評価した。同社によると、共同スキームに参加しているのは全国に17信金あり、さらに複数の信金が導入する見込みという。

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