鹿児島信金、後継者向けキャッシュフロー経営講座
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鹿児島信用金庫(鹿児島県、中俣義公理事長)は6月7~9日、中小企業基盤整備機構九州本部と連携し、取引先の後継者向けに「キャッシュフロー経営講座」を初開催した。
同信金研修センターで実施し、17人が参加した。講師は中小企業大学校で教える公認会計士の宮直史氏。売り上げ減少時に生じる運転資金の動向や対策など、「現状を直視することが大切」と解説した。参加者からは「決算書を見る視点が変わった。毎月の資金の流れに注目したい」との声が出ていた。
同信金は2020年11月、中小機構九州本部と中小企業のIT化支援や人材育成など7項目で業務提携協定を結んでいる。西村義久理事・企業サポート部長は「普段は現場で働く後継者の方が、自社の経営課題に気づくきっかけになれば」と話した。