播州信金、審査部長を懲戒解雇 定期3400万円詐取で
2022.06.02 16:32播州信用金庫は6月2日、顧客の定期預金証書の偽造を繰り返し、現金3400万円をだまし取っていたとして、審査部長(男性、51)を6月1日付で懲戒解雇したと発表した。同3日に姫路警察署に刑事告発する。
同信金によると、顧客から預かった現金と同額の定期預金証書を偽造。額面は1000万円と500万円がそれぞれ2通、400万円が1通。その後、偽造定期預金の満期到来日に発覚を免れるため、利息を現金払いし、日付を更新した偽造定期預金証書を交付していた。不正を行っていた期間は不明。
5月27日に顧客から定期預金払い戻しの依頼があり発覚。男性は同27日18時以降、失踪している。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破