播州信金、審査部長を懲戒解雇 定期3400万円詐取で

2022.06.02 16:32
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播州信用金庫は6月2日、顧客の定期預金証書の偽造を繰り返し、現金3400万円をだまし取っていたとして、審査部長(男性、51)を6月1日付で懲戒解雇したと発表した。同3日に姫路警察署に刑事告発する。


同信金によると、顧客から預かった現金と同額の定期預金証書を偽造。額面は1000万円と500万円がそれぞれ2通、400万円が1通。その後、偽造定期預金の満期到来日に発覚を免れるため、利息を現金払いし、日付を更新した偽造定期預金証書を交付していた。不正を行っていた期間は不明。


5月27日に顧客から定期預金払い戻しの依頼があり発覚。男性は同27日18時以降、失踪している。

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