大牟田柳川信金、農業法人を支援 CFで90万円集める
2022.05.31 11:18大牟田柳川信用金庫(福岡県、柗原誠理事長)は5月31日までに、農業法人「愛菜華(あいさいか)田中ファーム」が栽培するトウモロコシ「博多うまきび」などを送付するクラウドファンディング(CF、キャンプファイヤー)で約90万円を集めた。
地域の障がい者雇用に積極的に取り組み、多くの野菜がとれる持続可能な農業経営を目指す愛菜華田中ファームを支援するため、同信金がCFを紹介した。
博多うまきびは、糖度が24.5度を記録するほど甘いのが特徴。全国でフランス料理などのレストランを展開する、ひらまつの「リストランテ窪津」(福岡市中央区)では冷製とうもろこしスープの食材として使用された。
CFを紹介した同信金瀬高支店の猿渡祐治支店長は「ぶどうよりも糖度が高く、6次産業化の取り組みで、コーンスープとして魅力的な商品開発にもつながる。CF活用により、ファンを全国に拡大し、販売支援につなげたい」と話した。