大牟田柳川信金、農業法人を支援 CFで90万円集める
2022.05.31 11:18大牟田柳川信用金庫(福岡県、柗原誠理事長)は5月31日までに、農業法人「愛菜華(あいさいか)田中ファーム」が栽培するトウモロコシ「博多うまきび」などを送付するクラウドファンディング(CF、キャンプファイヤー)で約90万円を集めた。
地域の障がい者雇用に積極的に取り組み、多くの野菜がとれる持続可能な農業経営を目指す愛菜華田中ファームを支援するため、同信金がCFを紹介した。
博多うまきびは、糖度が24.5度を記録するほど甘いのが特徴。全国でフランス料理などのレストランを展開する、ひらまつの「リストランテ窪津」(福岡市中央区)では冷製とうもろこしスープの食材として使用された。
CFを紹介した同信金瀬高支店の猿渡祐治支店長は「ぶどうよりも糖度が高く、6次産業化の取り組みで、コーンスープとして魅力的な商品開発にもつながる。CF活用により、ファンを全国に拡大し、販売支援につなげたい」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 春の叙勲 金融界から24人
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高