SBIHD、岡三AMの合弁会社化で合意 51%出資で連結化へ

2022.05.27 19:44
経営統合・合併
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SBIホールディングス(HD)は5月27日、岡三証券グループと同社傘下の岡三アセットマネジメント(AM)の合弁会社化で基本合意した。株式51%を取得して連結子会社化する。


SBIグループは、資産運用事業を主要事業の一つとし、地域金融機関からの運用受託の拡大に注力。ベンチャーキャピタルの投資残高を合わせたグループ運用資産残高(AUM)は6兆円超(2022年3月末)で、26年3月までに10兆円を目標に掲げる。岡三AMは、この資産運用事業の中核的な子会社の1社となる。


今後、岡三AMのデューディリジェンスを行い、23年3月末までに最終合意の予定だ。公募株式投資信託の純資産総額は、岡三AMが6742億円で、これを加えたSBIグループは2兆6385億円となり、国内運用会社中10位の規模となる。

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