SBIHD、22年3月期当期利益3669億円 過去最高益

2022.05.27 17:17
決算
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SBIホールディングス(HD)が5月27日に公表した2022年3月期決算は、当期利益が前の期に比べて約4.5倍の3669億円だった。過去最高益を更新した。新生銀行の連結化による負ののれん発生益などの加算が貢献。23年3月期の業績予想は開示しなかった。


23年3月期は、新生銀グループの顧客基盤やノンバンク機能の活用を図るとともに、戦略的資本・業務提携の地域銀各行の企業価値向上を進め、経営資源を傾斜配分する。「地方創生戦略」第2幕と位置づけ、新生銀グループと協働し、地域金融機関とあわせ三位一体による取り組み事業拡大を目指す。


同日、会見した北尾吉孝社長は「金利が上がると銀行の業務純益が上がる。積み上げてきた銀行関連総資産は海外を含めて約22兆円となる。利益を出していくステージに入るだろう」と語った。

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