三井住友FG、政策保有株の削減が計画上回る 21年度670億円

2022.05.19 20:10
資本政策
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三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、2021年度に取引先企業と互いに持ち合う政策保有株式を670億円(取得原価ベース)削減した。5月19日、投資家説明会の資料で公表した。


政策保有株は20年度から5年間で3000億円削減し、残高は約1兆3300億円から約1兆円へ縮小する計画を掲げている。これまでの2年間の削減額は、20年度の550億円を合わせて計画ペースを上回る累計1220億円となった。


21年度は、東京証券取引所の市場区分見直しやコーポレートガバナンスコードの浸透を追い風に取引先との削減交渉が加速。足元で売却応諾済みは580億円あり、前倒しでの計画達成を目指している。

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