新生銀、22年3月純利益204億円に半減 中期ビジョンで3年後700億円めざす
2022.05.13 17:04DSCN2685.jpg)
新生銀行は5月13日に発表した2022年3月期純利益は、前の期比54.8%減の204億円だった。金利上昇の影響を受け保有債券の売却関連損失117億円を計上したほか、法人業務で大口の貸倒引当金繰り入れが響いた。
業務粗利益は同2.0%減の2175億円。実質業務純益は14.1%減の621億円。与信関連費用は27億円増えて311億円となった。
同日、グループ中期ビジョンを公表し、3年後に連結純利益700億円達成を目標に掲げた。新行名「SBI新生銀行」を株主総会へ提案することも発表した。
23年3月期純利益は前期比71.7%増の350億円を予想する。会見した川島克哉社長は、「中期ビジョンの初年度として成長への体制整備を図る」と強調した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破