JPX、3市場指数をリアルタイム配信 6月27日から
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日本取引所グループ(JPX)は、4月4日に始動した3市場の構成銘柄に対応した「東証プライム市場指数」「東証スタンダード市場指数」「東証グロース市場指数」の算出頻度を1日1回の終値のみからリアルタイム(15秒間隔)に変更する。市場関係者や投資家による取引時間中の値動きを把握したいニーズを踏まえ、6月27日からリアルタイム配信に切り替える。
各市場別指数は、同社子会社のJPX総研が新市場区分以降に併せ、4月1日の時価総額を1000ポイントとして算出を開始。統計・参考指標としての位置づけ。各市場別指数に連動する金融商品については「問題点が解決されているわけではないので慎重にやるべきと考えている」(JPXの清田瞭グループCEO)。そのため、JPX総研は投資対象としての機能性を配慮し、新市場区分を対象とした新指数の提供を予定している。
5月11日の東証プライム市場指数の終値は、前日比5.79ポイント(0.6%)減の952.16ポイント。同指数は算出開始以来4.78%の下落に対し、同期間のTOPIX(東証株価指数)の下落率は4.75%とほぼ一致している。
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