千葉銀、CFで小湊鉄道とコラボ エリア特集を初企画

2022.04.29 21:31
地方創生
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CF関係者とオープニングイベントに参加した山﨑・千葉銀専務(前列左から3人目)と石川・小湊鉄道社長(同4人目、4月26日)

千葉銀行グループのちばぎん商店は4月28日から、運営するクラウドファンディング(CF)サイト「C-VALUE(シーバリュー)」に小湊鉄道沿線エリアの特集ページを設けている。沿線活性化の起爆剤となる商品・サービスの発掘や創出を目指す。千葉県内の特定地域のCFを特集する初の企画。


特集ページでは、沿線に広がる菜の花畑にひまわりを植えて新たな夏の名所を作る「石神ひまわりプロジェクト」や、グランピング施設でのバレル(樽型)サウナ体験など11のCFを紹介。それぞれのプロジェクトに込められた地域への思いとともに資金使途や返礼品を掲載している。


千葉銀地方創生部と小湊鉄道の石川晋平社長が地域の魅力創出に向けて意見交換を重ね、昨秋からコラボ実現に向けて動き始めた。プロジェクトは2~3月に一般公募で募集し、約20件のエントリーがあったという。 


SNSで房総半島の食材情報を発信する「ぽんちゃ」さんは、今回の応募を機に起業を決意。「房総の魅力にもっと触れてもらいたい」と、上総牛久駅の商店街で市原市初のシェアキッチン開設を目指す。自身も施設を利用しながら、空き店舗の有効活用にもつなげたい考えだ。



シェアキッチンの開設と房総半島の米や調味料を使用した「房総おむすび」の販売を目指すぽんちゃさん(4月26日)

同26日にJR五井駅前で開催したオープニングイベントで、千葉銀の山﨑清美専務は「グループの総合力を結集して元気な町づくりに貢献していきたい」と挨拶。石川社長は「新たな“里おこし”の仲間が増える取り組みになってほしい」と期待を述べた。

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