三井住友信託銀、米dotDataに出資 AI分析を高度化
2022.04.27 21:05三井住友信託銀行は4月27日、人工知能(AI)自動化プラットフォームを提供する米国のdotData社(藤巻遼平CEO)に出資したと発表した。同行が保有するデータをAIで分析して顧客ニーズを的確に把握し、信託機能を活用してさまざまな課題解決に取り組む考えだ。
dotDataは2018年設立のスタートアップ企業。AI分析プロセス自動化ソフトウェアの研究・開発・販売とコンサルティング事業を手掛ける。
同行は19年に同社の製品を導入。定期預金や投資信託の販売キャンペーン立案などに活用し、成約率向上で実績をあげてきたという。
今般の出資によりdotDataを戦略パートナーと位置づけ、同社のノウハウ高度活用やデータサイエンス領域でビジネス開発、デジタル人材育成などで協業を進めていく。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に