宇都宮財務事務所、信金・信組の若手渉外と意見交換会
2022.04.20 19:04
関東財務局宇都宮財務事務所は4月20日、栃木県内6信用金庫(足利小山・栃木・鹿沼相互・佐野・大田原・烏山)と2信用組合(真岡・那須)の若手渉外担当者を集めて意見交換会を実施した。地域経済を支える小規模事業者支援の重要な役割を果たす信金、信組職員の渉外力向上と連携強化が目的。会場の栃木県自治会館には、日本政策金融公庫と栃木県信用保証協会の若手を含む20代後半~30代前半の職員28人が集まった。
昨年11月に開催した第1回目の意見交換会はコロナ禍で多くの人が集まるのを避けるため、WEB開催だったが、感染対策を十分にとってリアル開催し、全員が事実上の初顔合わせとなった。
元焼津信用金庫(現しずおか焼津信用金庫)職員で現在金融庁監督局銀行第二課地域金融企画室所属という異色の経歴を持つ渡辺茂紀室長補佐が基調講演。事業者支援としての金融支援と本業支援の考え方などについて話した。その後、4グループに分かれて「効率的な渉外活動について」と「本業支援の取り組みに関する課題・解決策」をテーマにグループディスカッションを行った。効率的な渉外活動では「曜日ごとに業務を決める」や「アポを取り効率的に動く」など活発な意見が交わされた。
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