埼玉県信金とまちづくり越谷、コアキナイ塾文化祭開く

2022.04.17 18:42
地方創生
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リノベーションのモデル物件「ぬ志徳陶器店」で運営者と情報交換する池田理事長(右、4月17日、埼玉県越谷市)

埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)と、まちづくり越谷は4月17日、副業支援セミナー「コアキナイ塾」の文化祭「越ヶ谷宿まちあそび」を開いた。2021年10月30日~22年3月26日に集客などを学ぶセミナーを4回受けた塾生の学びの集大成の場として、旧日光街道越ヶ谷宿(埼玉県越谷市)の一部を歩行者天国にし、飲食や雑貨の販売などを行った。越谷市の福田晃市長、しんきん圏央道アライアンスで連携する水戸信用金庫(茨城県)の職員も会場を訪れた。


会場は越ヶ谷本町交差点から越ヶ谷一丁目(栃木銀行越谷支店)までを結ぶ1キロの道路。一部を歩行者天国にし、飲食やワークショップ、雑貨販売などができる「文化祭ゾーン」、古民家をリノベーションした店舗などで歴史とおしゃれを楽しむ「くつろぐゾーン」、道路にお絵かきなどができる「あそぶゾーン」に分けて実施した。


核は塾生が企画・運営する「文化祭ゾーン」。マルシェゼミは、お菓子やアクセサリーなど24の出店、日本太鼓や三味線などのステージ演奏も企画。リノベーションゼミは、モデル物件「ぬ志徳陶器店」内でのリノベ会議、ワークショップ、陶器類の販売などを企画した。当日の来場誘致のため、専門家の指導のもと、塾生がインスタグラムを活用し集客。会場を回遊する仕組みとして越谷市観光協会の協力でシールラリーも採用。主婦層へのPR効果もあり、家族連れが多く来場した。


池田理事長は「予想以上に人が集まって驚いている。住みたいと思うまちにしていきたい」と意気込む。

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