大和証券、デジタルカレッジ新設 全社員9000人のスキル向上へ
2022.04.14 18:55大和証券は4月14日、2022年度から社員向けの新たなIT研修を導入したと発表した。全社員が対象の「必修課程」などを柱に、ITリテラシーやデジタルスキルの早期習得を目指す。
新設したのは「Daiwa Digital College (大和デジタルカレッジ)」。ITスキルの難易度に応じた3種類で構成する。
まず、全社員約9000人向けの「必修課程」は、エクセル関数やデータ分析ツールの使い方を学ぶ。
さらにスキルアップを希望する社員には「部門別専門課程」を用意。デジタル戦略の立案に資する分析技術を身に付けてもらう。いずれもeラーニングが主体で、時間や場所にとらわれずに受講することができる。
このほか、API(データ連携の接続仕様)やプログラミング言語のPythonなど、個別のデジタル技術を磨く「選択科目」も順次拡充する。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%