新生銀、ガリバー子会社に出資 モビリティビジネス拡大

2022.04.13 04:25
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新生銀行は4月12日、中古車買取・販売の最大手「ガリバー」を運営するIDOMの子会社「IDOM CaaS Technology(ICT)」と資本業務提携を行ったと発表した。ICTが手掛ける個人向けオートリースに関連して、与信モデルやプライシングモデルの開発に取り組み、金融面から自動車業界の課題解決を図る。


新生銀はICTが実施した第三者割当増資を引き受けた。ICTは2020年にガリバーから分社化された金融事業子会社。ユーザーが車を所有した後の車両価値の大幅下落やランニングコストの負担、オートローン通過率の低さなどを自動車業界の課題ととらえ、多様なサービスを提供。現在はカーリースのほか、レンタカーやカーシェアリング事業などを営む。


今後、同行はIDOMグループが持つ累計390万台以上の車両売買で培ったノウハウを活用し、モビリティ分野でビジネス拡大を目指す。すでに、1月から新生銀グループのアプラス、昭和リースと協業して個人向け中古車リース商品の提供に着手している。

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