長野県信組、取引先のSDGs支援 無償で評価還元
2022.04.04 16:20長野県信用組合(長野県、黒岩清理事長)は、取引先のSDGs(持続可能な開発目標)支援を加速する。独自のチェックシートを活用して、SDGsへの取り組み状況を無償で評価・フィードバックする。
4月から始めた「SDGs取組支援サービス」で、「人権・労働」「環境」「公正な事業慣行」など6カテゴリー・74問からなるチェックシートを使って取り組み状況をヒアリングし、項目別に〝強み〟と〝弱み〟を見える化する。同シートは、三井住友海上火災保険とMS&ADインターリスク総研の協力を得て作成した。
ヒアリングした内容は、取り組み状況などを数値・グラフ化したフィードバックシートで還元する。必要に応じて、県の「長野県SDGs推進企業登録制度」への登録や、SDGs宣言策定まで無償で支援する。改善の余地がある個別課題は有償でのソリューション支援につなげる。
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