大垣共立銀、新しい窓口の受付方法導入 利便性向上と待ち時間短縮
2022.03.19 04:35
大垣共立銀行は、5月に一部の営業店窓口の受付方法を変更する。標準レイアウトとして、受付窓口を「総合受付」「クイックカウンター」「サービスカウンター」に分ける。総合受付で来店客の用件を聞いたうえで受付票を発券。内容に応じて、クイックカウンターまたはサービスカウンターへ案内し、利便性向上と待ち時間短縮を進める。
総合受付は入り口近くに配置し、新型の受付票発券機を設置する。特長は、受付票にQRコードを印刷。来店客がスマホで読み取るとウェブで順番と待ち人数が確認できることから、店外で待つこともできる。
クイックカウンターは、行員のサポートのもと来店客が自ら操作する。新型のセミセルフ端末(クイックカウンター用ATM)を設置。端末は、通常のATMでは取引できない納税などの手続きが可能。キャッシュカードや手のひら認証を基本とし、顧客の記入負担を軽減し、印鑑レスやペーパーレスを実現する。
サービスカウンターでは新規口座開設や届け出事項の変更など一定の時間がかかる取引を受け付ける。
実施は5月16日に揖斐支店、5月23日に守山支店で先行する。夏ごろからは順次、各営業店に拡大する予定。