筑後信金、日本公庫と協融商品 新型コロナ対策で

2022.02.28 18:53
貸出・ローン 新商品 新型コロナ
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
協調融資商品で連携する江口・筑後信金理事長(左)と八嶋康則・日本公庫久留米支店長(2月28日、筑後信金本店)
協調融資商品で連携する江口・筑後信金理事長(左)と八嶋康則・日本公庫久留米支店長(2月28日、筑後信金本店)

筑後信用金庫(福岡県、江口和規理事長)は、3月1日から日本政策金融公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンを活用した協調融資商品「サポートプラスα(アルファ)」を取り扱う。


同信金が事業・資金計画の策定と経営改善に向けた課題解決支援を行うのが特徴。日本公庫の新型コロナ対策資本性劣後ローンで財務体質の強化を図り、同信金はプロパー融資や県の制度融資を使って、事業を行うのに必要な設備資金、運転資金のニーズに応える。


これまで、同信金は日本公庫の劣後ローンを活用した協調融資を飲食業や観光事業者向けに4件実行した。商品化することで、取引先に幅広くPRすることができる。


江口理事長は「今後、新型コロナウイルス対策の制度融資の返済が始まる。劣後ローンは、10年間の長期資金を確保できるメリットがある。資金繰りで困ることがないように、日本公庫と連携し取引先を支援していきたい」と語った。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

筑後信金、筑前町と連携協定 地域発展や住民サービス向上へ
協定を締結した(左から)筑前町の田頭喜久己町長と江口理事長(2月28日、提供写真)
筑後信金、取引先支援に注力 課題解決へ300件着手
中島社長(左)からCADスキャナーを使った入れ歯の製造工程の説明を受ける古賀係長(1月17日、朝倉市内)
筑後信金、花畑支店で強盗模擬訓練
男性職員を人質に取り、現金を脅し取ろうする犯人役の警察官(左、12月6日、花畑支店)
大分みらい信金、筑後信金の年金旅行団を出迎え

関連キーワード

貸出・ローン 新商品 新型コロナ

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)