名古屋銀、PIF第1号を締結 企業のサステナ経営支援

2022.02.25 20:37
SDGs 脱炭素
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
第一号のPIF契約締結に臨んだ(左から)南出政雄常務、松島穣・日本エコシステム社長、横田真一常務、広岡秀昭・一宮支店長(2月25日、提供)
第一号のPIF契約締結に臨んだ(左から)南出政雄常務、松島穣・日本エコシステム社長、横田真一常務、広岡秀昭・一宮支店長(2月25日、提供)

名古屋銀行は2月25日、日本エコシステム(愛知県)と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」による融資契約を締結した。PIFは同行が加速させているサステナブル経営支援策の一つで、第1号案件となった。


今回実行したのは、環境事業や公共サービス事業などを手掛ける日本エコシステム。資金使途は事業資金で融資金額は1億円。融資・モニタリング期間は5年間とした。


PIFは、企業の事業活動について環境や社会に与える影響を分析。そのうえでポジティブインパクトの向上と、ネガティブインパクトの低減に向けた取り組みを支援する融資。サステナビリティ経営に向けて設定したKPIを基に、毎年モニタリングを行う。実行に際しては、格付投資情報センター(R&I)から第三者意見を取得した。


未来創造業を掲げる同行では、「外部環境の変化に伴うお客さまのニーズにいち早く対応し、伴奏支援するための商品を充実させていく」(横田真一常務)としている。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
若手・中堅行員とざっくばらんに冗談を言い合う藤原頭取(右から2人目)
三菱UFJ銀と名古屋銀、女性法人営業担当が交流 キャリアの悩み共有
グループトークは和やかな雰囲気で進んだ(9月3日、名古屋市)
名古屋銀、事業承継ファンドが投資実行 電気工事業者グループ化へ
投資実行した名古屋キャピタルパートナーズの近藤社長(左端、9月2日、名古屋市)
名古屋銀、自動車産業の課題解決 1年半で300社訪問
自動車産業支援について話す藤原頭取(7月1日、本部)

関連キーワード

SDGs 脱炭素

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)