岩手銀と北日本銀、7社に研究開発育成資金贈る
2022.02.22 19:25岩手銀行と北日本銀行は2月21日、両行が参加する「いわて産学連携推進協議会(リエゾン―I)」の活動として取り組んでいる「研究開発事業化育成資金」の贈呈式を岩手大学で行った。岩手銀の田口幸雄頭取が、リエゾン―Iの枠組みで共同研究を行っている7先に合計1000万円を贈呈した。
リエゾン―Iは、大学の研究などで生まれた新たな技術(研究シーズ)と、企業の技術・製品開発などのニーズをマッチングさせて新事業の創出を図ることを目的に2004年55月に設立された。研究機関は岩手大学や岩手県工業技術センターなど10機関、金融機関は岩手銀、北日本銀と日本政策投資銀行の3機関が参加。
研究開発事業化育成資金の対象は、リエゾン―Iの参加研究機関との共同研究で新たな事業化を目指す企業・団体。所在地は岩手、青森、秋田、宮城の4県。金額は1先あたり200万円を上限とし、年間1500万円を上限として贈呈する。
19回目の今回を含め、累計の贈呈金額は131件・1億7950万円となった。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に