飯能信金、産学金で「きんぴら風焼きそば」開発 学園祭に協力

2025.09.29 08:32
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所沢支店の職員が焼きそばの販売に協力した(9月28日、秋草学園短大)
所沢支店の職員が焼きそばの販売に協力した(9月28日、秋草学園短大)

飯能信用金庫(埼玉県、松下寿夫理事長)は9月27日・28日、埼玉県所沢市のご当地グルメ「ところざわ醤油焼きそば」をもとに秋草学園短期大学の学生が考案した「きんぴら風焼きそば」を同大学園祭(秋草祭)で販売した。同大を運営する秋草学園との産学連携協定に基づくスタートアップ事業の一環。


4月の協定締結後「ところざわ醤油焼きそば」を開発した所沢市内のしょうゆメーカーの深井醤油と製麺業者の見澤食品、保育を学ぶ同大2年生の学生4人をつなぎ、メニュー開発が始動。試行錯誤を経て4品に絞り込み、2社のしょうゆや麺、所沢産の里芋、ごぼうやニンジンなどを使って健康に配慮した「きんぴら風焼きそば」が選ばれた。



記者向け発表会で記念撮影する関係者ら(9月28日、秋草学園短大)
記者向け発表会で記念撮影する関係者ら(9月28日、秋草学園短大)

子どもでもおいしく食べられるように、しょうゆのほかに、みりんや砂糖で甘辛い味付けにした。同大学生は「一からのメニュー開発は初めてで、良い経験になった」と話した。



所沢支店の職員が焼きそば調理にも協力した(9月28日、秋草学園短大)
所沢支店の職員が焼きそば調理にも協力した(9月28日、秋草学園短大)

学祭では1日当たり300食限定・1食300円で販売。カップには、同信金のキャラクター「つながりす」のシールを貼った。会場では同信金所沢支店の職員が中心となって調理や販売を手伝った。同店の小野哲支店長は「初日は14時半頃に完売するほど人気だった」という。


今後は地域の飲食店や学校給食でも販売する計画だ。



同信金キャラクター「つながりす」のシールをカップに貼った。
同信金キャラクター「つながりす」のシールをカップに貼った。

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