西京銀、医療・福祉系コンサル強化 診療報酬改定でⅮⅩ
2022.02.22 04:46
西京銀行は、医療・福祉企業向けのコンサルティングを強化する。診療報酬の改定を機に、地域企業のニーズに応じてオンラインデジタル診療などDX(デジタルトランスフォーメーション)も支援していく。
診療報酬改定は、医師や看護師、栄養士などの院内における連携に軸足を置いている。2022年度の改定では、病院と自治体なども含めた地域包括ケアシステムの整備がより重視される。
同行は1月に、あいおいニッセイ同和損害保険と連携して21年度の報酬改定で新設された「科学的介護推進体制加算」について取引先企業に周知した。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、在宅医療のニーズが増加。こうしたニーズに応えるため、ⅮⅩ支援の一環としてオンライン診療の導入支援を提案。セキュリティー対策もサポートしている。
3月下旬には、病院経営者向けのセミナーを開催する。院内外における感染対策や地域包括ケアシステムの構築などをについて説明。その後、病院、診療所、介護施設、自治体の改善策を提案するなどフォローを行う。
同行は「病院や介護施設など地域ケアシステムをつなぐ役割を担うことで、地域医療レベルの底上げにつなげたい」としている。
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