宮城県信保協、4コマ漫画で〝マルホ〟PR
2022.02.20 04:43
宮城県信用保証協会(吉田祐幸会長)は2月18日、信用保証の仕組みや協会の活動を4コマ漫画でPRする冊子「マルホの世界」を発行した。2021年2月に登場した公式キャラクター「梵天(ぼんてん)くん」を主役に、職員が自ら構成やイラストを手掛けた自信作だ。
従来の案内冊子は文字情報が中心で、一般の人にはなじみが薄い専門用語なども相まって、理解のハードルが高かった。そこで、新冊子では4コマ漫画や図表などのビジュアルを重視。同信保協を知らない人への認知度向上を目指して企画した。
一番の売りである4コマ漫画は、経営支援部の山並三寿子副長が担当。「起承転結を意識しながら考えた」という各コマの構成はもちろん、イラストも梵天くんなどの登場人物の表情を工夫しながら丁寧に描いていった。色を塗る作業などは他の職員の手も借り、約2カ月間かけて4種類の漫画を完成させた。
冊子はB5判カラー8ページで、当初は2000部用意。同信保協の支店窓口に置くほか、職員が学校を訪問して行う金融教育などの場でも配布する。また、3月以降は県内に本店を置く全金融機関の融資窓口やロビーなどにも並べてもらう予定。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 野村証券調布支店、課題解決起点で収入倍増 相続・不動産活用切り口に
- 金融庁、接触頻度を調査 「ゼロゼロ融資のみ」の取引先対象に
- 3メガ銀、女性管理職3割近づく 三菱UFJ銀29.2%
- 地域銀・信金、内部の「再生人材」育成 外部研修で支援手法学ぶ
- みずほ信託銀、銀座に新たなランドマーク 地権者のビル開発支援
- 金融庁、監督・検査体制を一体化 総括審議官がモニタリング指揮
- 野村AM、地域銀の退職者助言を支援 〝60代だけ〟新部署が始動
- 阿南信金、手束理事が新理事長に 30年ぶりのトップ交代
- 千葉銀・千葉興業銀、「経営統合を含め対話継続中」 一部報道でコメント
- 大手行、法・個人のデジタル化推進 地域銀へ横展開