大垣共立銀、 震災特約融資47件 震度6強以上で元本免除
2022.02.18 19:36大垣共立銀行は2月18日、「震災時元本免除特約付融資」の実績が47社・32億7000万円に達したと発表した。利用者があらかじめ定めた震度観測点で、震度6強以上の地震が発生した場合、当該融資の借り入れ元本が免除される。大規模地震のリスク対策と業務継続計画の一環で18年6月から取り扱いを開始した。
震度の観測点は、岐阜県内の岐阜市、高山市、愛知県内の名古屋市、岡崎市、三重県四日市市、滋賀県彦根市、東京都千代田区、大阪市の8地点。免除される借り入れ元本は50%または100%。
実損害の有無にかかわらず元本を免除する。免除部分は債務免除益となるため、利用者は財務への影響を最小限に抑えることができる。融資金額3000万円以上で期間は3年または5年の期日一括返済。所定の固定金利を適用する。