知多信金、2商議所と連携 企業のCF利用促す
2022.02.10 18:59
知多信用金庫(愛知県、斎藤健一理事長)は2月10日、大府市、東海市の2商工会議所とクラウドファンディング(CF)業務の連携協定を締結した。半田中央印刷、ケーブルテレビのCACと協力して、商議所会員企業にCF利用を促す。
同信金と2社が共同運営する「ちたクラウドファンディング」を活用する。それぞれが、計画策定や返礼品などのアドバイス、テレビ番組やSNSでのPRを通して、起業や事業展開を支援。商議所会員などを対象に説明会などを開催する。
同CFは、2019年の設立から累計約40件のプロジェクトを支援。同信金は将来的に、知多半島の5市5町とCF連携を目指している。
斎藤理事長は「新事業を考える若年層に、知多信金がCFに取り組んでいると広く知ってほしい」と語る。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に