若田部・日銀副総裁がコロナ感染 政策委員で初
2022.02.09 20:19日本銀行は2月9日、若田部昌澄副総裁が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。
日銀によると、若田部副総裁は発熱の症状により、2月7日にPCR検査を受け、8日に感染を確認。症状は軽く、自宅で療養中であり、職場での濃厚接触の可能性がある人は「いない」という。
政策委員会メンバーでは、雨宮正佳副総裁が近親者のPCR検査受診による自宅待機で金融政策決定会合(21年1月21日)を欠席したケースはあったが、本人の感染が確認されたのは初めて。
若田部副総裁は2月3日に開かれた和歌山県金融経済懇談会(日銀本店よりオンライン形式で参加)に出席していた。