三十三FG、21年4~12月純利益107%増の46億円
2022.02.09 17:08三十三フィナンシャルグループ(FG)が2月9日に発表した2021年4~12月期連結純利益は、前年同期比107.9%増の46億1100万円だった。新型コロナの影響で信用コストなどが変動する可能性を考慮し、通期予想の33億円は据え置いた。
単体(合算ベース)の業務粗利益は同12億8200万円増の370億9400万円。資金利益は減少したものの、役務取引等利益とその他業務利益が支えた。コア業務純益は同22億6400万円減の50億9700万円。信用コストは前年同期の55億円から1億5000万円へ大幅に減少した。
同日、株主優待制度の一部変更を発表した。500株以上保有する株主に贈るカタログギフトについて、株式の保有期間1年以上継続の項目を追加した。23年3月31日時点の株主名簿に記載された株主から実施する。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融機関、「カスハラ」対応急務 コロナ禍後に被害増加傾向
- 銀行界、超低利融資が減少の兆し 企業、長期・固定を選好
- 政府、ウェルビーイングの柱に金融 教育推進や持ち株制度普及
- 鳥取銀、M&A上位資格を70人取得 営業店が事業承継支援
- 【変わる預金戦略】地域銀トップの発言から探る次の一手 「金利ある世界」の資金調達
- 経済安保 システム事前審査開始 大手行、ベンダーと調整
- りそなHD、マネロン調査 自動化 〝進化するAI〟本番適用
- 環境省、地域銀に新プログラム 自然情報分析を後押し
- 広島銀、相続の顧客提案迅速に AI不動産査定サービス導入
- UI銀など、電力データ活用しマネロン対策 不正アクセス検知の実証実験