桐生信金、信金中金の寄付で賑わい創出
2022.02.09 16:50IMG_2889.jpg)
桐生信用金庫(群馬県、津久井真澄理事長)は2月9日、信金中央金庫の地方創生推進スキーム「SCBふるさと応援団」の寄付金贈呈式を開いた。
信金中金の創立70周年記念事業で、全国の信金が推薦した地方公共団体へ上限1000万円を贈るもの。桐生信金は桐生市と協力し、「集客力の高い桐生が岡公園と重伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)の魅力向上によるまちなかの賑わい創出事業」を企画した。
寄付金は3月中に完成する桐生が岡動物園のレッサーパンダ舎整備事業の一部に充て、日本初となるレッサーパンダの屋内立体展示を始める。計画では3年間で重伝建地区の建物や景観整備、動物園を含む桐生が丘公園との回遊ルート構築などに取り組む。
津久井理事長は「寄付に合わせて重伝建地区の事業者支援に注力し、新規創業にも役立ちたい」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%